広島自然観察会(2003.03.16) |
楽しみにしていたふるさと向原町での観察会の日が訪れました。このところ週末にかけて天候が悪いので心配でしたが、やはり予報どおり終日雨で折角県外からも参加してくださった方には向原の良いところをたくさん見て頂きたかったのに残念に思いました。 農村交流館「やすらぎ」でのカタクリやミツマタについての講義は雨のため「若者センター」に変更されて、テーマ自然の利用と自然の保護(カタクリ、和紙の原料としてのミツマタの群落地の保護)について長田の増上さんと寺山の渡辺さんからお話を聴きました。その後寺山集会所(元向原小学校寺山分校)に移動、昼食を取りながら五郷会の方の話を聞き、寺山坂上のカタクリの花と虫居谷のミツマタの花を見学しました。 |
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寺山集会所にて加藤会長と真鍋指導員 |
カタクリの花の白いつぼみ(画面中央) |
雨の中傘をさして、濡れた落葉で滑らないよう足元を気にしながらの見学でした。晴れていればなぁ〜と何度思ったことか・・・カタクリはまだ葉だけのものが多いと思いましたが、所々に白い蕾をつけたものもありました。長田の方も大体同じような状態と聞き、私と一緒に参加した友達は晴れた日に訪れることにして今回は見学しませんでした。ちなみに今年のかたくり祭りは3/29〜4/6に開催されるそうです。(広報むかいはら3月号より) 虫居谷では五郷会、町の有志の方々が雨の中、道の清掃作業等しておられ少しでもミツマタの環境を良好にしょうと懸命に努力しておられました。私もノコギリを借りて茨の木を少し切りましたが、思うようにいかず止めました。ミツマタの花はもう白い蕾が膨らんでいて中にはチラホラ開きかけた木もありました。3/25頃が見頃ではと京極さんが話しておられました。 春雨煙る辺り一面は白く幻想的な花明かりがしていました。真鍋指導員が「雨の日にしか見えないものもある」と以前メールに記されていた言葉をふと思い出しました。 |
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雨の中の見学 |
白い花明かり(右下は谷川) |
2003.03.17の中国新聞朝刊に都市住民と里山残そう 向原で交流会と題して写真入で掲載されています。 |
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