坂のこんぴらさん(琴比良神社)

小春日和の文化の日半世紀振りに「坂のこんぴらさん」を参拝しました。昔は確か11月10日が縁日だったと思いますが、ここ数年来、世話役も勤め人が多く、3日の祭日に変更されたようです。

わたし達中学生の頃は、「坂のこんぴらさん」は向原では一番の賑やかなお祭りで多くの参拝者で賑わっており、石段の両端にはたくさんの出店が並び、ニッケ飴、ニッケの根っこ、ニッケ水、綿菓子やお面等々、お祭り独特の商品が並び、学校から帰るとお小遣い銭を貰って楽しみに行ったものでした。

上がり口の鳥居

本殿への階段

本殿

11月10日と言えば田舎はかなり寒く、小雪のチラつく年もあったように記憶しています。先だって中区に在住の娘一家と訪れたこんぴらさんは、出店の一軒も無く子供の姿も2,3人見かけただけで寂れ果てたものでした。

神社では「神楽」があると言うことで、地区の関係の人達が準備をしておられました。

鳥居や石段は、昔日の面影を残していましたが、想像していたよりも寂しいお祭りに変わっていました。ふるさと向原町も少子高齢化が急速に進んでいる姿を見たようで、複雑な気持ちになりました。

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